当院で施術を行っている骨盤の矯正は

 

①骨盤の過度前傾

一般的に反り腰と呼ばれるものです。

 

②骨盤の後傾

猫背やフラットバックといった姿勢になりやすいです。

 

③産後の骨盤

骨盤の開きや大腿骨にでる歪みを治します。

座位骨盤は、骨盤・大腿部を開かせる為に後傾状態になりやすいです。

逆に抱っこして立っている状態だと骨盤・お腹に

赤ちゃんを乗せようとする為、反り腰になりやすくなります。

その為、骨盤・背骨の動きが大きく腰痛にもなりやすいです。

 

④仙腸関節の歪み

仙腸関節とは、骨盤を構成する骨の仙骨と腸骨によってできる関節です。

骨盤後面にあり平面関節と言ってほぼ動かない関節ですが

近年、腰痛の原因として重要な関節と言われいています。

骨盤前傾とは？

骨盤の角度が通常より前に傾いた状態です。

背骨のＳ字カーブが大きくなり腰が反ってしまう為、反り腰と呼ばれます。

 

どんな人がなりやすい？

高いヒールを履いている人

かかとが高くなるという事は、身体が前傾していくという事です。

当然骨盤が前傾していきます。

 

肥満体系の人

お腹が出てくるとそれに引っ張られることで背骨が前方転移します。

それによりさらに肥って見えてしまうのです。

※「肥満じゃなくて反り腰です」は、私が良く使う言い訳です。

 

重い荷物を運ぶ仕事

重い物を持ち運ぶ時、人は骨盤やお腹に乗せたり前に重心がいかないように

腰の反りを大きくします。

その為、反り腰になりやすいです。

また、背筋が強くなりすぎてしまっている可能性もあります。

 

どうなってしまう？

ぼっこりお腹

お腹を出すわけですからお腹が出ます。

 

常に腰痛もち

立っているだけ、座っているだけで常に強く背筋を使っている状態になります。

疲労が溜まりやすいうえに疲労が抜けにくいです。

 

骨盤の後傾とは？

骨盤の角度が後ろに傾いた状態です。

背中のＳ字が無くなり真っ直ぐになってしまったり丸くなってしまう為、

フラットバック・猫背の形になります。

 

どんな人がなりやすい？

床に胡坐で座る癖のある人

この姿勢自体が骨盤の後傾状態です。これをずっとしていると後傾が定着してしまいます。

 

椅子を浅く座り後ろにもたれかかる人

上記と同じ理由です。

 

下を向きがちな人

下を向くことで背中が丸くなりそれによって骨盤が後傾します

 

総じてデスクワーク・勉強・ゲーム・読書等で長時間同一姿勢を

取っている人がなりやすく日本人に多いです。

こたつや机で座って寝てしまう習慣がある人は、本当に最悪です。

 

どうなってしまう？

見栄えが悪い

猫背になってしまう為、悪化すればするほど見栄えは悪くなります

その他にもお尻にお肉が付きやすくなったりもします。

 

肩こり

猫背になることで肩甲骨間が広がり、

顔が前方に転移することにより頸部にかかる負荷が増大し

コリやすい身体になってしまいます。

 

内臓の圧迫

お腹が圧迫される形になる為、内臓が圧迫され消化機能の低下や

ホルモンバランスの乱れにもつながります。

 

産後の骨盤の状態とは？

基本的に、上記の骨盤の後傾と同じ状態になります。

実は、産後の歪みは、股関節もポイントの一つです。

股関節は、大腿骨と骨盤で構成される関節でこの大腿骨の位置がずれてしまう為、

骨盤が大きく見えてしまいます。

当院で女性の骨盤を見た時、大腿骨の歪みが残っている場合が多く

再矯正を行うと骨盤がかなり狭まることがあります。

骨盤だけでなく大腿骨もしっかり治してもらいましょう。

 

どのタイミングで来院するのがよい？

産後2ヶ月目～2年以内の施術がお勧めです。

時間が経つほどに施術効果が減り頻回・長期の施術が必要になります。

 

どうなってしまう？

 

だだの骨盤の後傾より悪化しやすい

基本的に骨盤の後傾と同じ症状がでます。

プラスとして骨盤の広がり大腿骨の移動がある為、

通常より横が広くなりお尻が大きくなってしまいます。